入社のきっかけ

学生時代は、東京に居ましたが、その当時は、漠然と設計事務所に入りたいと思っていただけでした。
ちょうど叔父が設計事務所を経営していることから夏休みの帰省の度に１ヶ月間みっちりアルバイトをしていました。
当時から地元に帰って働きたい、地元に貢献したい、宇部ビエンナーレの彫刻のように、自分の作品を地元に残したい。地域に根差した建築を創りたいと思っていました。しかし、叔父の下では、身内なので、なかなか思うようなことも言えません。
そこで、紹介してもらったのがさくら設計でした。

社長と初めての対面した際に、「魅力的なものを残すには、自分自身が光らなきゃいけない。とにかく自分を磨いて光れよ！」
そんな設計に対する言葉や考え方、熱意を強烈に感じたこと、東京に比べて宇部の事務所のレベルなんて大したことないと思っていましたが、かなり素敵な建築が多くてビックリしました。

さらに、ＣＡＤソフトは、ＢＩＭはもちろん、設備や構造ソフトも含めて最先端のものが事務所に導入されていたことにもビックリしました。
使いこなすのは、大変なのですが、、、（笑）磨いていきます。

今やっている仕事

工場内に設置する大型のタービンが入る機械室を設計しました。建物の形自体はシンプルですが、建屋に熱がこもらない事や振動する機械と共振しない事など、様々な要件を満たす必要がありました。現在は施工が進んでいますので、管理と検査を行っています。
その他にも、発電所や企業の事務所を建て替えなど、多様な建物の設計を進めています。

さくら設計は、結構、責任ある仕事を任せられる事務所だと思います。責任ある仕事を任せられたくない方は来ない方が良いと思います。

仕事をしていて嬉しいこと

施主様に提案を３Ｄや模型で示した際に「これ、カッコいいですね。」とおっしゃっていただいたり、住宅設計の際に中２階のプランニングに対して、「そんな考え方があるんですか？」とビックリされたり、やはり、自身の提案を認めていただいた際は、非常に嬉しいですね。

今後の展望

まずは、１級建築士の資格を目指しています。それと同時に、構造と意匠の両方をより深く追求していきたいです。意匠は構造によって制約を受け、構造は法令などに適合する必要があります。しかし、新しい材料の登場や理解を深める事で構造の幅が広がれば、意匠の自由度が高まり実現可能な建築のバリエーションが増えます。私たちの仕事は、土地の形や先ほど説明した構造などの様々な制約にぶつかります。それををいかに解決するか、この問いに向かい合いたいと思います。

将来的には、宇部の街中に、自身の設計・監理した建築をたくさん建てたいです。そして、機能とデザインをマッチした、”ただカッコいい”というのではなく、”心地いい建築だね”と言ってもらいたいです。

趣味＆活動

ゴルフです。 社長とゴルフ談義をするのも楽しいです。 ゴルフのカップは小さいですが、そこに向かっていく姿勢は、設計に通じるものがあると思います。 また、ゴルフのラウンドは必ず、複数で回ります。 日頃から一緒のスタッフ同士で回ると、また、別の人柄や人間性に触れられ、絆が深まるように感じます。
ゴルフの他には、ランニングもたまにしています。自宅と事務所が近いので、この近くを走ります。

服も好きです。建築以上に服飾は、自由度が高いと思うので、そのオリジナリティやそれでいて、ベースになる形があります。建築にも同じように基本となるものがありながら自由に発想していく際のよい参考になりますね。